新四板に上場した場合、以下のメリットが期待されます。
ビジネスモデルや事業の将来性が公式に認められたことになり、日本の最先端のビジネスモデルとして現地のメディアへの露出も期待できるため、会社の知名度や信用度をあげることができます。また中国市場へのコミットメントを宣言するアナウンスメント効果も期待できます。
取引所を通じて資金を調達できます。
市場が株の取引場所を提供することによって、株式の流動性が向上します。また、上場することによって、会社に対する信用が増すのと同時に、事業に対する自信や将来性を評価されることで、機関投資家やプロ個人投資家からの投資が期待できます。
資本性資産が増えることで負債比率や自己資本比率などの財務安全性指標が改善し、財務体質が強化されます。
会社の知名度や信用度が上昇することで、優秀な人材の雇用が比較的容易になります。また、適切な株式インセンティブ制度で優秀な人材の流出を防止することも考えられます。
信用力の向上で、銀行借入が容易になります。
証券取引所への上場のため準備の過程において、コーポレートガバナンスが強化されます。
会社の株が取引所で評価(値付け)されるため、投資家が評価する自社株の価値(会社の価値)が金額として客観的に算出されます。会社の真の価値を確認できると同時に投資家により会社の将来性に対する評価(どれぐらい期待しているか)も判断できます。
一定の基準を満たせばメインボードや創業板等への鞍替えも可能です。